続・帰ってきたはぐれ日記

@えりえりの個人ブログ ネットまわりのことを主に書いていきます

紙とペンはいかがでしょう

今や大抵のことはデジタルで事足りてしまう。
物書きの端くれであるわたしにしても、わざわざ紙とペンを使ってメモを取るのは

  • 電話口でのメモ
  • 咄嗟に浮かんだアイディアを書きとめておくメモ
  • 好きで使っているスケジュール手帳
  • ストーリーをまとめたり、構想を組むために使う無地のノート

日常的には、大体この四つのケースに限られてくるように思う。

このうち電話口のメモは、ミスプリントしたPPC用紙裏を四切りにしたもので、ペンも手に取ったものとこだわりない。用件が済んだら、丸めたり破って捨ててしまう。

最後の無地のノートも、今のところこだわりはない。
一作まとめるのに少ないときは十枚、多い時では百枚以上のメモやマップを作る。こちらは捨てないからゴミにはならないが、こだわり出すと大変だ。
コクヨのルーズリーフを安売りでまとめ買いできると幸せにとどめておく。
むしろ大事なのは紙よりもペンだ。何色ものカラーバリエーションがあり、どんな隙間にも書き込める極細、細字、中字と揃うゲルインクペン「スタイルフィット」が命になる。
(こちらは以前書いたとおり、改造している

だから、こだわるのは残り二つになる。
アイディアを書きとめるメモは、数年前に購入した革製ホルダー使いたさに、ツバメノート製の企画商品「Thinking Power」(Thinking Power Notebook フューチャー 5冊セット)を使っている。
ツバメノートは老舗らしいレトロなデザインが可愛らしく、わたしのオタク心をくすぐった。
特にこの規格品は方眼の切り取り式メモパッドなので、必要分をノートに貼り付けたり、順序を組み直すときに便利なのでいい。
若干割高なのは認める。だが、身につけることを前提に作られているので、
糊綴じのように背表紙割れを起こさず、リングメモ、ブロックメモより持ち歩きやすい。
このホルダーさえあれば片手で書き込みも出来るし、取材用メモとしての使い勝手は抜群だ。

ただツバメの紙はゲルインクや万年筆との相性はとても良いけれど、油性ボールペンだと時折すべってインク掠れを起こすのも、使い込むうちわかった。(パッドより大学ノートに顕著)
ボールペンの中でも細字のもの、特にUNIのジェットストリームと相性が悪い。そんなわけで、メモ取りはあらかたゲルインクペンになっている。

スケジュール用の手帳は、あれこれジプシーした結果「ほぼ日手帳 Weekly」になった。
コレに関しては多くを語るまい。わたしが何年もジプシーしたように、使い勝手も、使い方も、おのおの個性やこだわりがあるだろうからだ。
ただ、このほぼ日手帳の何が凄いといって紙が凄かった!

こちらはトモエリバーという国産品で、手帳用に開発されたと聞く。それゆえ薄い。耐久性もそこそこある。多少の裏移りだけは仕方ないにしても、わたしのように先端の細いゲルインクペンを好む人間には使いよい紙だ。
色も良い。ほんのりとクリーム色をしていて、当たり前だが、乾いた良い匂いがする。

まぁ、最後の匂いに関してはフェチなので置くとしても、「ほぼ日手帳」からこの紙に惚れ込んだ人間は、どうやらわたし一人ではないらしい。ネットを検索してほっとした(笑)

さんざん検索をかけた結果、やはり手帳用箋として販売されていることを知る。
一時期は大学ノートにもなっていたようだが、流通量はとても少ないようだ。
そこでダヴィンチという手帳シリーズのA5リーフ(ダ・ヴィンチ バイブルサイズ システム手帳リフィル 徳用ノート 【クリーム】 DR337L)を買ってみた。
ガワはそっちのけ、まさに紙だけである。
読書ノートにすべし魂胆だが、やはりいい紙だ。小さい手帳にしていいものは、大きいノートにしてもやはりいいのだ。紙の多くは大きいことが正義であるが、ことノートに関してのみ小は大を兼ねる。
書き味もいい。裏移りは、多少大きい方がマシに感じる。
こうして実物を手に取ると、やすいプラスティックのフォルダーに挟むのが申し訳ない気分になってきた。
「うーん……君はやっぱり皮の手帳に綴じられるべく作られた、選ばれし紙なのだねぇ」などと、独り言のひとつも呟きたくなる。
来年は、手帳本体を買おうかな。使う予定もないけどなぁ……この紙のため、なんか書くか。

いかにも本末転倒ではある。