続・帰ってきたはぐれ日記

@えりえりの個人ブログ ネットまわりのことを主に書いていきます

ドラマかと思いました

お久しぶりです。また数ヶ月ほどコチラを放置していました。
なにをしてたかというと……大体は、体調を崩して療養してたんですが、原稿も一本仕上げました。
今は別件のお仕事をさせて頂いてます。

さて、少し時事を。
このところ海外では、例の元CIA職員による内部告発問題がとんでもないことになっているようで
わたしも初めてこのニュースを聞いたときは

え? どこかで聞いた話じゃ……と目を丸くしたものです。
何って、つい先頃まで日本でもWOWOWが放映した米国ドラマ『ニュースルーム』ですよ。
すでに本国では、ちょうど一年前の2012年6月から放映されていたので
「NSA職員を名乗る人物が、政府が国民のネットや通信を盗聴し、情報収集していると内部告発」してきたという話は
現実世界でも、まことしやかな噂として、すでに一部に流れていたのかも知れませんね。


さて、その現実世界はといいますと、『スノーデン事件』が今なお多くの謎を提示したまま、解決に至りません。

2013/06/23 日経BPネット記事より
「スノーデン事件」とは何か!?~元CIA職員が暴いた米個人情報収集問題の謎!: nikkei BPnet
事件の概要は、こちらが時系列順に整理されているのでわかりやすい。
(内容とは関係ないですが、ここのソース、めちゃくちゃ綺麗ですねぇ。)

またWikipediaには、ご当人の項目もあがってます wikipedia:エドワード・スノーデン。英語版はこちら


彼の経歴については
NSA(国家安全保障局)との最初の関わりは付属のメリーランド大学外国語研修センターの警備員から。
次に、CIAに勤務していたのは2007~09年まで。
またCIA辞職後は、NSAに業務を委託されていた民間企業(ブーズ・アレン・ハミルトン)に勤務して、
近年、常に機密文書にふれることのできる環境にあったということらしいです。


事件の概要は、先の日経BPネットをざっと読んだ感じ、こんなところでしょうか。(以下、同記事内容を、まとめながら引用します)

  • リーク。米政府のネット・電話の極秘監視・情報収集プログラムである「PRISM」の存在。
  • リーク。米当局が大手通信会社の米ベライゾンに対して、国内および国際通話に関するすべての情報を、継続的に毎日NSAに提出するよう要請。
  • スノーデン氏が、香港紙『サウスチャイナ・モーニング・ポスト(南華早報)』のインタビューに、リーク後初めて登場
  • 氏いわく「NSAは2008年に改正された外国情報監視法(FISA)702条に基づき、日常的に米国人の通信内容を収集しており、これは裁判所の令状なくして行われている」
  • また、氏はこのような発言も。

 「NSAによるハッキング行為は世界中で6万1000件を超えている」
 「NSAは2009年から香港と中国のコンピューターのハッキングを続けている」
 「そのうちの少なくとも数百は香港と中国のターゲットだ」

  • やがて、メディアにスノーデン氏の実名と顔写真が公開されました。同ニュースによれば

 6月9日に顔出しの実名に切り替えたのは、「ちょうどオバマ大統領と習近平・国家主席の米中初首脳会談直後だった。この会談では、オバマ大統領が中国の人権問題や米国に対するハッカー攻撃を非難していた」タイミング…

であったということで。


おおかたの読みとしては、こちらは米中情報戦の一端であるという見方が主流のようですね。
また、その見解を否定するように、ネットではWikiLeaks関係者が、彼を“善意の告発者”として支援表明しているようです。
しかし、いまだ確定しない情報を多く含むため、WikiLeaksの立場については、これに留めることとして、と。


さて、当のスノーデン氏、パスポートが米国当局により失効し、香港から飛んだモスクワに足止めされたままのようですが
果たして、目的のエクアドルへたどり着けるのでしょうか。

直近のニュースはこちらです。
NSA文書は分散、「スノーデン氏に何かあれば公開」 : WIRED JP


このニュース、米中関係の根幹も揺るがしかねず、今後の国際情報を読み解く鍵として展開が気になります。
このまま彼の身柄が米国に移送され、騒ぎも収束するのでしょうか。
それとも、もう一波乱ある?